先日、三菱一号美術館で開催されている「レオナルド×ミケランジェロ展」と、東京写真美術館で開催されている「世界報道写真展2017」を観に行ってきました。

まずは「レオナルド×ミケランジェロ展」。
http://mimt.jp/lemi/

モナリザなどで有名なあのレオナルド・ダ・ヴィンチと、ダビデ像などで有名なあのミケランジェロ・ブオナローティがそれぞれ書き残した素描画を中心に、油彩画、彫刻、手稿や書簡なども展示されていました。

素描にはそれぞれの特徴がはっきりと見てとれ、とても興味深く鑑賞することができました。

特にハイライトの入れ方の妙などは、実物を目の前にすることによって初めて認識した次第です。

500年ほど前の同じ時代に生きた二人の天才が書き残した作品を、実際に目の前にすることが出来るまたと無い絶好の機会でした。

9月24日(日)まで開催中。





続いて東京写真美術館で開催されている「世界報道写真展2017」。
http://www.asahi.com/event/wpph/


今まで報道写真というカテゴリーにあまり関心がなく、「レオナルド×ミケランジェロ展の"ついで"に寄ってみよう」という気持ちで行ったのですが、今回の展覧会を観てとても大きな衝撃を受けました。

まだ7月ですが今のところ"今年のイチバン"です。

何が凄いかと言うと、我々にとって"究極のインパクト"である「生」と「死」を、それぞれの展示写真からとても強く感じることだ出来るのです。

1枚の写真が放つその物凄いパワーに圧倒されてその場に立ち尽くしてしまうほどです。

たかが写真、されど写真…。

これは絶対に観ておくべき展覧会ですね。

こちらは8月6日(日)まで開催中です。