先日、朝から天気が良かったのでカメラを片手に電車に乗って散歩に出かけてきました。

レンズは(毎回どれにしようかと考えるけど結局いつもの…)Summicronの50mmf2.0。

フィルムは(これも毎度おなじみの)KODAKのTRI-X400で、1本はカメラに、そしてもう1本は予備としてポケットに入れていざ出発。

JRから地下鉄に乗り換えて最初の目的地へ。。








向かった先は名古屋城

近くはよく通るのですが訪れたのは生まれて初めて。






「天守閣」の前に、まずは3期10年という長い時間と総事業費約150億円をかけて復元した「本丸御殿」に寄ってみました。

















ここの見所は(立派な襖絵も良いのですが…)やはり建物の”造り”だと思います。

柱や壁、また建具などの細かなディテールに目を向けると細部にわたって隅々まで人の手が入っているのです。

これこそ”職人の仕事”なのでしょう、素人ながらも見惚れてしまいました。

ウェブサイトの動画ギャラリーも必見。


そしていよいよ「天守閣」へ。






ご存知の通り、この"城"は先の大戦で焼失したため、目にしているのは鉄筋コンクリートで再建された"建物"。

それでも建てられたのは60年ほど前の1959年ということもあってかなりの風格を感じます。

ゆっくりと上昇するエレヴェーターもなかなかアンティークな味わい。




各階の展示物や最上階からの眺めは(想像した通り)特筆すべきことはありませんでした。






しかし唯一この螺旋階段はとても素敵でした。

最上階の7階から地下一階までの吹き抜け。






構図的に少しでも被写界深度を稼ぎたいのでレンズを絞り、限界までシャッタースピードを落とし、そして息を殺してそっとシャッターを押す。。





この階段は見ものです。


天守閣を出た後は、次の目的地に向かって再びぶらり。。





つづく・・・

(続かないかも。。。)